墓石に彫刻することってどんなこと?

もともとお墓に刻むものといったら、経文や梵字と呼ばれるものでした。

ところが戦国時代には、武士が墓石に戒名を刻むようになり、徐々にそれが一般化していって、江戸末期には庶民も墓石に名前を刻むようになっていきました。

現在は、戒名と言って人が亡くなった後に就けられる名前を彫ることは一般的なことになっていますし、現在ではそれ以外にも、俗名や没年月日、お墓の建立年月日、建立者が刻まれるようになっています。

さらに最近では、文字や詩、俳句のようなものも一緒に刻まれることも増えました。

例えば「心」「愛」などのような文字です。

その他墓石に刻むものとしては、花柄や故人に縁がある図案、イラストなども刻まれるようになっています。

ただ、中には墓石に刻むのにはふさわしくない文字や文言もあり、そういったものに関しては、墓地や霊園が禁止している場合もあります。

いったん建立されたお墓に、再度文字を彫り込んだり文字入れをしたりする場合は、削り直しや磨き直しを業者に依頼することになります。

もちろん、文字数や範囲によって、費用が掛かるようになります。

新しく墓石に個人の名前を刻むときには、その場で名前だけ削ればいい場合は、1万円から2万円程度でできることが一般的です。

なお、墓石に彫る文字の書体も選ぶことができます。

楷書や行書、草書、隷書、ゴシック体などがあります。

一般的には楷書が多く使われていますが、中には手書きの自筆文字を刻んでいることもあります。

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